タバコが吸いたい!禁煙中に我慢が出来ない瞬間にできる3つの事

今回は、タバコが吸いたい!!禁煙中に我慢が出来ない瞬間にできる3つの事、ということで禁煙に向けて頑張っている全ての人に訪れる、タバコを吸いたい!という、強力な願望への対処方法の代表的な3つをまとめましたので、是非参考にしてみてください。

さて、禁煙を成功させる上では感情のコントロールが必要不可欠になります。

喫煙に対する強力な願望を抑えたり、緩和させたりしながら、ニコチンへの依存度を徐々に抑えていかなくてはならないからです。

まず最初に、そもそもなぜここまでタバコに依存してしまうのかの簡単な説明と、禁煙でのメリットをまとめました。

そこを簡単に理解した上で、タバコを吸いたくなってしまった時の対処方法をお読みいただければ、さらに禁煙への取り組みへの参考になると思いますので、最後までお読みいただければと思います。

・なぜタバコが吸いたくなるのだろう?

喫煙の習慣が常習化していることで、タバコを吸っている理由がいまいちよくわからなくなっている人も多いことと思います。

朝起きて吸う。

食事の後に吸う。

休憩の合間に吸う。

生活の流れの中に喫煙の習慣が組み込まれてしまうと、自分の体調が悪化していても無理やりにでも喫煙をするような重度の依存者になってしまいます。

そうならないためにも、一本一本ごとに自分に「このタバコの必要性」を問いながら喫煙してみると良いでしょう。

タバコを吸う理由を根本的に見直すことで、自分の依存性の把握に繋がるのではないでしょうか。

・喫煙依存の理由

ニコチンによる依存

人間の脳にはニコチン許容体が存在します。

このニコチン許容体とニコチンが結合することで、脳内に快楽物質が分泌されます。

その快楽物質の分泌によって、満足感や充足感、落ち着きややる気などが出てきたような感覚を得ることになるのです。

このような快楽物質の分泌がもう一度吸いたいという依存の欲求を生むので、喫煙による一連のサイクルの発端はニコチンということになります。

タバコの依存性が叫ばれる時に、ニコチンが矢面に立つのはこういった理由からになるのです。

喫煙者同士の関係性の問題

喫煙者同士の親近感や連帯感が、直接喫煙の依存になっている状況です。

タバコを吸うという状況が一つのコミュニケーションになっている環境に身を置いていると喫煙依存になりやすいのはこのためです。

タバコを吸わなくなることで、疎外感や人間関係などのきっかけを失うのではないかということを暗に恐れているために喫煙を続けてしまう状況です。

タバコ自体の常習化、習慣化

最初に記述したように、タバコを吸うという行為自体が生活のサイクルに組み込まれてしまっている状況です。

食べる、寝る、と同等にタバコを吸うという行為が扱われてしまっている環境ですので、依存の中でも代償行為を見つけることが禁煙の近道になります。

別名、行動依存とも呼ばれる喫煙依存の種類の一つです。

 

ここまではタバコへの依存の簡単な説明とまとめでした。
続いて、簡易に禁煙することへのメリットもまとめましたので、ご覧下さい。

・禁煙することへのメリット

健康的な体が手に入る

喫煙によって引き起こされる様々な健康問題が改善に向かうでしょう。
慢性的な頭痛、吐き気、倦怠感、睡眠障害から口臭問題までを軽減することができるでしょう。
健康は人生を送る上で最も重要な物の中の一つです。
仕事やプライベートなどあらゆる面で恩恵を感じることができるはずです。

将来の疾患リスクの軽減

世間で良く言われて居るのが、肺がんの発症率の増加です。
肺がんに限らず、悪性腫瘍疾患の発症割合は説明するまでもなく喫煙によって跳ね上がります。
顔以外においても将来、重大疾患発症する割合が上がるのは言うまでもありません。
禁煙によって、そのリスクを減らしていくことができるでしょう。

経済的に楽になれる

一日一箱のタバコを毎日消費する人は、月に13000円、非喫煙者よりも無駄にお金を使っていることになります。

一年間で150000円ほどになります。十年間で1500000円ほどになります。
それでなくとも、タバコにかかる税金は増えてきています。

この先も値段が上がることはあっても下がることはないでしょう。
世界中で見てみても、日本の紙巻タバコの価格はかなり安いほうなのですから。

値段だけ見てみても、先進国の中で日本は事、喫煙に関しては遅れている国と言わざるを得ません。

タバコに縛られることなく生活できる

遠くにある喫煙所まで、わざわざ歩かなくて済むようになります。
夜中にタバコが切れて苦しい思いをしなくて済むようになります。
非喫煙者に嫌な顔をされなくて済むようになります。
家族や近しい人の健康上のリスクを軽減させる事ができます。

喫煙所まで歩くのではなく、タバコに歩かされていると考えると、依存というのは本当に恐ろしいものだと実感できるはずです。

 

一般的に言われているのは、よほど重度のニコチン依存者ではない限り、強力な喫煙願望に襲われるのは数十秒から数分の事になります。
タバコを吸おうとして結局火をつける前に、他に用事や頼まれごとを思い出して、最終的に吸わずに数時間を過ごしたことはありませんか?
大多数の喫煙者は、タバコは吸わなかったらそれはそれで仕方がないという状態で生活していることになります。
そういった体感を思い出して、喫煙したいごくわずかな時間をやり過ごせればいいのです。
喫煙に限らず、人間は瞬間的な強い衝動に動かされて生活しています。
つまり、その数秒の衝動さえコントロールできれば、禁煙が成立する喫煙者が大多数ということになるのです。
一瞬一瞬の戦いに勝ち続けることで、禁煙を達成することにしましょう。
ここからは実際にタバコを吸いたいという強い衝動に駆られた時の代表的な3つの対処法になります。

・禁煙中の喫煙衝動への対処法

行動面で対処する

先述したような、行動依存の方に是非とも試してほしい方法です。
行動の代替は、難しい事はなく、喫煙をしていたシチュエーションの時に代替で行うだけなので、禁煙が成功したあかつきには続ける必要がありません。
具体的には、ストレッチをしてみたり、ガムや飴を口に入れて我慢してみたり、周りの人との会話に熱中してみたり、環境を利用して簡単な事でもいいので、喫煙と結びつかないような行動を心がけるようにしてみましょう。

精神面で対処する

こちらはニコチン依存の方にオススメの方法ですね。
そもそも日本人は誰しも禅の心を持っているとされています。
禁煙中に本当にタバコが吸いたくなってしまったら、自分と向き合う事を忘れてはいけません。
これまでの努力や苦労を思い返してみてください。
我慢を貫き通した自分を想像してみてください。
一度吸ってしまえば元の木阿弥です。感情のコントロールが禁煙成功のカギになります。禁煙が成功した未来を思い描いて、達成した自分をできるだけ具体的に想像できるようになりましょう。

環境面で対処する

行動面、精神面、どちらの依存症の方にも活用出来る広義的な方法です。
具体的なものでいうと、そもそもタバコを持たないようにして、関連する灰皿やライターなども捨ててしまうようにしましょう。
タバコを吸えない環境、タバコを思い出さない環境を作ってしまうのです。
喫煙所に近付かないようにして、タバコの臭いを嗅がないようにする事の非常に重要です。
そして、禁煙をする仲間がいると非常にはかどります。
世間が禁煙ブームで社会的にも分煙、禁煙が盛んに叫ばれるようになりましたので、会社内などで禁煙の同志を集める事はそこまで難しい話ではないでしょう。
協力者や仲間がいると、本当に辛い時には頼りになります。

最後に

ここまで、タバコが吸いたい?禁煙中に我慢が出来ない瞬間にできる3つのこと、ということでまとめてきましたが参考になりましたでしょうか?
タバコを長年吸ってきた人にとって、禁煙中の喫煙衝動に悩まされることは仕方のないことだと思います。
これまで禁煙に取り組んだことのなかった人にとっては、タバコを吸えないという抑制された状況に強いストレスと、自分のニコチン依存の度合いに驚かされる人もいらっしゃると思います。
急激で過剰な生活面での変化は、精神的により負荷がかかり喫煙よりひどい禁断症状が出てきてしまうかもしれません。
禁煙をする際には、その依存の度合いにあった禁煙方法を選び、決して無理をしないことが重要です。
当たり前のようにスパッとタバコを止められる人のほうが少ないのは周知の通りです。
問題は、失敗を糧にその喫煙衝動をどうやって飼いならして、精神的に強い人間になっていけるようにするかです。
徐々にでも禁煙に向けて前進できるように頑張ってみてください。

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