タバコ感が非常に高くそのテイストの良さで人気のアイコス専用タバコのヒートスティックですが、アイコス本体はというと故障関連のトラブルが多いことや、価格の高い本体代などユーザーの不満は多いようです。
そこで人気に火がついたのがアイコスヒートスティックの互換製品で、その中でも味と使い勝手の良いと評価高い「Quick 3.0 Plus」を今回ご紹介したいと思います。
Quick 3.0 Plusとは
Quick 3.0 Plusは加熱式電子タバコの中でもセラミックヒートロッドでの加熱方式を採用している製品で、従来の加熱式電子タバコよりも熱伝導性の効率が良くなっていることが特徴として挙げられます。
ヒートスティック自体を内側から加熱する針状ブレードのため、ヒートスティックの味わいも一層深くなっていてスモーキーなテイストを再現しています。
また、Quick 3.0 Plusは二段階の温度調節機能も備えており、自分好みのテイストを追求できる仕様になっています。
Quick 3.0 Plusとアイコスの違い
価格
10,980円の本体代のアイコスに比べて、Quick 3.0 Plusは、5,980円と非常にリーズナブルな価格設定になっています。
サイズ感
分離型のアイコスがチャージャー111mm×50mm×15mmホルダー94mm×14 mmとなっているのに対して、Quick 3.0 Plusは11.2cmx1.9cm、とかなりコンパクト設計になっています。
バッテリー
アイコスの充電容量が2900mAhなのに対して、Quick 3.0 Plusは1350mAhなのでバッテリーにやや不安はありますが、連続吸いをできないアイコスに対してQuick 3.0 Plusは満充電であれば連続で17本の使用が可能なので、本数的に問題があるようなら充電器を持ち歩くようになるでしょう。
Quick 3.0 Plus製品特徴
アイコスのヒートスティック互換機として有名なQuick 3.0 Plusですが、その性能はアイコスと違った点が多数あります。Quick 3.0 Plusの特徴的な性能としては大きく5つのポイントがありますので各項目ごとに詳しく記述していこうと思います。
①セラミックの針状加熱式である
Quick 3.0 Plusはセラミックの針状のブレードでヒートスティックを深部から加熱する仕様になっています。セラミックなので折れにくくヒートスティックを奥まで差し込めるような設計になっています。
内部からヒートスティックを加熱することでのスモーキーなテイストを再現しています。
②最新のバイブレーション機能搭載
Quick 3.0 Plusのバイブレーションが作動する条件としては、喫煙の可能時を知らせてくれる時と喫煙可能時間が終了した時の2パターンになります。
本体のインジケーターを確認することなく作動してユーザーに知らせてくれるので、毎日使用することが億劫でなくなります。
③連続吸引17本可能
従来までの加熱式電子タバコは連続吸引機能を持ったものが少なく、一本のヒートスティックを使用したら本体をクールダウンしなくてはならない機種が多く存在しました。
本家のアイコスも連続吸いが不可ですので、Quick 3.0 Plusの連続17本仕様可能というのは、チェーンスモーカーにとっては非常にありがたい機能と言えるでしょう。
④二段階の温度調節機能を搭載
本体の待機状態の時にボタンを一度押しますと、現在の温度モードが確認できます。
グリーンランプが光ると高温モードで、ブルーランプが低温モードです。
その本体の待機状態の際にボタンを3秒以内に5回押すことで温度モードが循環的に切り替わる仕様になっています。
⑤本体のメンテナンス性が向上している
Quick 3.0 Plusは本体の分離が非常に簡単でメンテナンスが非常に簡易にできるようになっています。
本体上部の固定ネジを緩めることでヒートロッドを外し、綿棒などで清掃した後、ヒートロッドを本体に戻して固定ネジを締めて終了になります。
詳しいメンテナンス方法は後述することにします。
Quick 3.0 Plusのスターターキットの内容・使用方法
スターターキットの内容についてですが、Quick 3.0 Plus本体が1つ封入されていて、受電用のUSBケーブルと取扱説明書が付いて以上になります。
次にQuick 3.0 Plusの使用方法について、順を追って紹介していきます。
- ヒートスティックをQuick 3.0 Plus本体に挿入する
- ヒートスティックがブレードに刺さったことを確認して本体の電源を投入する
この際、本体の電源を素早く3回押すことで本体の電源が投入される仕様になっています。 - 電源投入後、温度調節を行う
この状態でQuick 3.0 Plus本体は待機状態になっているので、素早く5回ボタンを押すことで温度調節が可能です。
グリーンランプになれば高温、ブルーランプになれば低温なので、一度試しに使用してみて好みのテイストの方を選択すれば良いでしょう。 - 喫煙可能まで待つ
本体の電源を投入すると勝手に予備加熱が始まりますので、温度調節機能を確認しているとすぐにバイブレーターが作動するでしょう。
この最初のバイブレーターが喫煙可能の合図ですので、吸引を開始してください。
加熱時間は300秒で喫煙終了のバイブレーターが作動するまで加熱されることになります。
最終的にはライトが点滅して喫煙終了を教えてくれます。 - ヒートスティックを取り去って電源をオフにする
喫煙が終了したら本体電源を投入した時と同じ手順で、ボタンを素早く3回押しましょう。
本体の電源が落ちて、ヒートスティックを取り去ったらQuick 3.0 Plusの喫煙は以上になります。
Quick 3.0 Plusのメンテナンス方法
次にQuick 3.0 Plusの詳しいメンテナンス方法ですが、こちらも非常に簡単ですので順を追って記述していきたいと思います。
- 本体のキャップ部分を取り外す
- クリーニングスティックや綿棒などでブレードを清掃する
- 本体のキャップを戻して固定ネジを締めたら終了
クリーニングの際には無水エタノールなどを用いると、こびりついた頑固な汚れも落とすことができますので、百均などでクリーニンググッズを探してみると良いでしょう。
Quick 3.0 Plusの購入価格と保障期間は?
Quick 3.0 Plusの値段に関しては5,980円と先述した通りで安価なのですが、アイコスのように12ヶ月といった長い期間の製品保証がありません。
まだまだカスタマーサービスやサポートの制度が整っていないので、Quick 3.0 Plus自体の商品保証制度も整っていないと言えるでしょう。
ただ、使用しているユーザーの方からも初期不良以外の製品故障は聞こえてきませんし、Quick 3.0 Plus本体も一体型の非常にシンプルな製品構造になっているので、本家のアイコスよりも故障には強そうな印象です。
まとめ
ヒートスティックのテイスト的には、アイコス本体のものが気に入っていた人であれば、Quick 3.0 Plusでも問題なく使用していけると思います。
実際に使用しているユーザーの方たちも、サブ機としてQuick 3.0 Plusを導入している人が多く、その本体価格の安さがQuick 3.0 Plusの普及に一役買っている形になっています。
故障の多いアイコスについて心配な方は、まずはサブ機として購入してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介したQuick 3.0 Plus以外にも評判のいい互換機は多くあります。是非チェックして見るといいでしょう。下記の記事でアイコス互換機の紹介をしているので是非参考にして下さいね。
コメントを残す