禁煙中の失敗談や禁煙達成に一番大変だった事は?という質問で一番多い回答が、お酒の席での喫煙が挙がります。
飲酒と喫煙は切っても切れない縁で結ばれているので、どうしても片方がもう片方を呼び寄せる性質を持っています。そのタバコを、酩酊状態で果たして我慢できるでしょうか?
今回は、禁煙中の飲み会やお酒の席を乗り切って、禁煙を成功させるかといった事にスポットを当てて考察していこうと思いますので、ご覧ください。
【飲み会】タバコ吸わない為の7つの攻略法!
①仲間を探す
これは手軽にできて非常に効果的な方法です。具体的には、その飲み会の席において非喫煙者、もしくは禁煙中の人を探して、禁煙の話題で盛り上がってしまう方法です。
これだけ禁煙ブームの昨今ですので、同席している人の中にも禁煙中の人は大抵いるはずですので、禁煙の難しさや辛さについて盛り上がってみましょう。最終的には喫煙の誘惑自体のブレーキ、抑止効果にもなってくれますので、非常に手軽で効果的な方法であると言えます。
②喫煙者からは距離を取る
飲み会の席では喫煙者から距離をとった席に陣取ることです。そういった席にはスモーカーは寄ってきませんので、タバコの誘惑自体からも距離が置けます。物理的にタバコの煙から距離を置くことは非常に大切です。
③アルコールは極力控えめに
アルコールの量が過ぎると、人間はどうしても理性のタガが緩んでしまいますので、極力アルコールの量を抑えることも禁煙を進める上では非常に大切なことです。
禁煙を達成するまでは、極力アルコールからも距離をおきたいところですね。
④喫煙衝動は水のがぶ飲みが効く
タバコが吸いたくてどうしようもなくなってしまったら、水や烏龍茶などのノンアルコール飲料を頼んで一気飲みしてみましょう。
飲み物の冷たさによって、喫煙衝動は緩和され、同時に体内のアルコール度数も下がって二日酔いの防止にもつながるので一石二鳥です。
⑤どうしてもの時に電子タバコを用意しておく
喫煙衝動が抑えられないところまで行ってしまったら、電子タバコを取り出して一本だけという誘惑を断ち切りましょう。
酔っていれば電子タバコもメンソールタバコも同じように感じて喫煙感を味わうことができます。でも、ニコチン入りのタバコはすなわち挫折になってしまいますので、それは回避しましょう。
現在は、ニコチンなしの電子タバコも沢山あります。タバコ味、メンソール味、コーヒー味など様々なフレーバーがあります。無理なく禁煙も行えますので、これは一本用意しておくのが最善の手です。
⑥そもそも断れる飲み会は断るようにする
大脳生理学的に言えば、アルコールとニコチンは逆の作用と言われています。
タバコを吸っていると酔いがまわりにくく、タバコをやめると酔い方が変わってしまい、いつもの量なのに深酔いして失敗してしまいます。もう絶対に吸わないと断言できるまで、飲み会への参加は見送った方が賢明だと言えるでしょう。周囲の友達たちは美味しそうにタバコを吸いながらお酒を飲んでいるのに、あなたは耐えられるでしょうか?
自分は絶対に大丈夫と思っていても、お酒によって思考や意思は弱められてしまいます。
⑦どうしても自信がないのであれば宅飲みに切り替えてもらう
禁煙中であってもどうしてもお酒が飲みたくなることはあります。禁酒ではなく禁煙なのですから、お酒を飲んだって構いません。
しかし、タバコが存在する場所での飲酒は大変危険ですので、喫煙の心配のない自宅で飲み会を開いてしまうのが良いでしょう。禁煙宣言をしている友達だけを誘っての飲み会であれば、自制心が緩んでしまっても再喫煙が起こりにくいですのでオススメです。
ここで挙げたこと以外にも他には、どうしてもすすめてくるしつこい先輩などから身を守る手段として、病気を装ってタバコから距離を置く方法や、どうしても禁煙をしたい旨を直接素直に打ち明ける手法など、いろいろな手段があります。
昨今の社会的風潮から言って、禁煙中であることに関して喫煙をその人間に強要してくるような人間は減ってきているし、そういった人間はモラルハラスメントの体現者として、社会的にも隔離傾向になることから、周囲の人間が必ず助けてくれるでしょう。
自分がイニシアチブを持てる飲み会なのであれば、今日は禁煙で行こうと呼びかけることで、ヘルシーな飲み会を演出してしまうのもいいかもしれません。
言い出しづらいのであれば、幹事さんにお願いして禁煙のアナウンスをしてもらうのも良いですし、室内が禁煙となれば飲酒時の禁煙ハードルも格段に下がります。
とにかく大切なのはお酒の力に負けて最初の一本に手を出してしまうこと、一本だけといって火をつけてしまうことを避けることが重要事項なので、そこのポイントだけをしっかりと押さえて避けられない飲み会を乗り越えていくことにしましょう。
まとめ
飲み会の席で禁煙を死守できたという事実は、禁煙中の自分に取って大きな自信につながって、さらなる禁煙のモチベーションとなるでしょう。
禁煙を始めて1週間も経っていれば、飲み会の席で自分の衣服についてしまったタバコの煙の臭いに気付けるかもしれません。
その臭いは、喫煙時に自分が常に放っている臭いであるということを自覚、認識してみることで、禁煙の意味を再確認できるかもしれませんね。
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