過去にはなかった現代の生活習慣や環境に起因する様々な病気の中で、ストレスを抱えることで、不眠症やうつ、頭痛などに悩まされている人も少なくありません。
こうした中、現在「CBD」が医療や研究関係者の中で注目を集めています。
「CBD」に注目が集まる要因として、「CBD」を定期的に摂取することで、夜ぐっすり眠れるようになったり、気分がリラックスできたりと、飲酒・喫煙を抑えられ、慢性痛・うつ症状になりにくいなど、様々な疾患に効果があると言われているためです。
上記に当てはまる人は予想以上に多く、あなたもその一人かもしれません。
そこで、今回「CBDリキッド」に興味がある、試してみようと考えている方のために、「CBDリキッド」の正しい使用方法やより効能を感じてもらえる方法について解説していきたいと思います。
CBDリキッドの正しい使用方法「7つのポイント」
CBDリキッドは正しい使用方法により、効能を最大限に取り入れることができる一方で、正しい使用方法でないと、効能を損なう恐れがあります。
また、CBDリキッドは安価な製品でないため、正しく使用しないと無駄になってしまいます。
そこで今回は、詳しい使用方法を大きく7つのポイントにわけて記していますので、是非参考にしてみてください。
①リキッドをよく振る
リキッド内のCBD結晶は使用前には底に溜まりやすいため、CBDの成分が偏らないように、リキッドをセットする前に必ず「よく振って」使用するようにしてください。
また、振ってもリキッド内に分離したり結晶化したりと、容器内に残ってしまうことになり、非常にもったいないです。
CBD成分の分離や結晶化対策として、チャック付きの袋に入れて、湯煎が有効であるようです。
沸騰していなくてもある程度あったかいお湯につけ、30分ほど放置しておくと、余熱でCBDの分離や結晶が溶けて、CBDに付着しがちなリキッドのスポイトも綺麗に使うことができるようなので、ぜひお試しください。
また、CBD成分の分離や結晶化しやすいCBDリキッドのメーカーもあるようなので、購入する前に一通り分離・結晶化対策も踏まえて調べておく必要があると思います。
なお、分離しやすいCBDリキッドはAZTECシリーズ、結晶化しやすいCBDリキッドはPINK Koiは取り扱いに注意が必要です。
②温度管理・設定をする
CBD成分は摂取方法やヴェポライザー(加熱式デバイス)の設定により、効能が変わります。
CBDリキッドは、帰化したスチームを吸い込むものであり、高温で燃焼させるものではありません。加熱式タバコのようにたくさんの煙を吐き出すものではなく、本来はほとんど煙は出ないため、温度管理の際には、吐き出す煙の量も一つの目安になると思います。
なお、CBD成分が加熱により気化し始めるのは160~180度で、燃焼し始めるのは230度です。
そして、燃焼させるとCBD成分の効能は半減してしまうため、ヴィポライザーの温度設定は220~225度までを上限に設定できるデバイスを選ぶようにしましょう。
CBDリキッドの摂取方法は加熱式タバコと似ていますが、異なる点として価格の高さにあります。
そのため、CBD成分が燃焼し効能が半減するのは、もったいないため温度設定は必ず確認するようにしてください。
③ゆっくり吸う事は大事
CBDリキッドの効能を最大限に体内に取り込むためには、ゆっくり吸うことをおすすめします。
また、目一杯吸い込むと、むせる可能性もあるため、吸い込む余力がある状態で留めておくことが重要です。
慣れるまで難しいかもしれませんが、細かく息を吸い込んだり、吐き出したりするのではなく、5秒ほどゆっくり、浅く吸い込むようにしましょう。
自分のペースとやり方で、浅い呼吸をイメージしながら吸い込みましょう。
④しっかりと肺に溜める
一番重要なことは、しっかりと肺に留めておくことです。
そうすることで、肺の中の毛細血管から、CBD成分が入り込むからです。
そのため、CBDリキッドを肺に止めるのは、長ければ長い方が効能をより感じると思います。
ただし、息を長く止めることがストレスに感じる人もいると思いますので、無理をしない程度で大丈夫です。
CBDリキッドを肺に取り込むイメージで吸い込むと、ゆっくり吸ったCBDのスチームが、肺の中でしっかり吸収されてます。
血液の中に入り込めば、吐き出す時にはスチームは消えてなくなります。
⑤ゆっくりと吐き出す
息を吐き出すまでの時間は、最低でも10秒間くらいを目安にして、ゆっくりと吐き出します。
吐いた時に、何も違和感がなければ、CBDの成分を無駄なく吸収したと思っていいでしょう。
高濃度のCBDリキッドなら、数十分で気持ちが落ち着き、効果が表れると思います。
あまり実感できない場合は、温度設定やコイルの調整など、もう一度チェックしてみてください。
それでもダメな場合は、CBDリキッドやヴェポライザーを変えて試してみてもいいかもしれません。
⑥摂取量やコンディションを確認する
CBDは1日に最大1,500mgの高用量を摂取しても、安全で耐容性があることが示されています。
ただし、摂取量に対する効能は中用量をピークに低下していく傾向にありますので、たくさん摂取すればいいというわけではありません。
CBDリキッドの効能には個人差があるため、効能に実感がわかない方は、摂取量を少しずつ増やすなど様子をみながら、摂取するようにしましょう。
また、その日のコンディションによってもCBDの効果の感じ方が変わると言われています。
お酒に強い方、弱い方がいらっしゃるように、CBDに強い方、弱い方やその日の疲労具合、睡眠状態、精神状態によっても捉え方が異なりますので、
自分に合った摂取方法を見つけていく必要があります。
摂取する際は、なるべくリラックスした環境で、ゆっくりリキッドを使用することをおすすめします。
⑦30日間続ける
CBDは人間や動物の体内にある身体調節機能、略称ECS(エンドカンナビノイドシステム)の働きかけを促進できることが最大の特徴です。
ECS(エンドカンナビノイドシステム)とは身体の発達と老化、認知と記憶、免疫調整、感情制御、運動機能、 神経保護など様々な身体機能のことで、CBDを投与することでその調整をより高めてくれるという研究結果から注目を集めています。
そのため、CBDは「継続」することにより、身体調節機能を徐々に高められるため、まずは30日間続けながら、体調の変化など注意深く観察することをおすすめします。
特に、睡眠の質やリラックス状態にあるかどうかでも効能が変わってきますので、自分のペースに合わせた摂取方法を見つけて、使用を続けていきましょう。
まとめ
CBDは人間や動物の体内にある身体調節機能の働きかけを促進でき、特に以下に該当する効力が期待できます。
- CBDにはリラックス効果があると言われており、集中力やパフォーマンス維持に役立てたい方
- 自律神経を整え、不眠症など心の不安を取り除く効果を求めたい方
- CBDには細胞の炎症を抑える「抗炎症作用」もあるので、筋肉の緊張による偏頭痛などの悪化を予防したい方
CBDは、天然成分なので、人体に与える副作用がないため、安心・安全です。
一方で、効力に個人差がありますので、約1ヶ月間は体内にCBD成分をしっかり続けながら、効力を感じて欲しいと思います。
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