今回は、電子タバコの洗い方は?気になるメンテナンス方法について、ということで現在流行している電子タバコですが、その適切なメンテナンス方法の基礎についてまとめていきたいと思いますので、ユーザーの方達やこれから電子タバコデビューを考えている人達への参考になればと思います。
さて、ブームが来てしばらく経過している電子タバコですが、その正しいメンテナンス方法について理解しているユーザーさんは意外にも少ないと感じます。
電子タバコは結局のところ精密機械になりますので、取り扱いやメンテナンスは非常に重要な要素で、正しく利用すれば長期間の使用にも耐えうるし、その逆で正しいメンテナンスを怠ることで本体の寿命は著しく短くなっていしまいます。
ただ、そうは言ってもどうやってメンテナンスしていけば良いのか分からない、といった方達向けにここでは電子タバコを長く使用するためのメンテナンスの基本から、具体的な洗浄方法、そのメンテナンスの注意点までを記述していきたいと思いますので、ご覧ください。
電子タバコのメンテナンス中に絶対にやってはいけない注意点について
基本的にどんな機種でも、電子タバコとしてメンテナンス中にやってはいけないNG行動は共通して存在します。
まず一番最初に挙げられるのは、バッテリーの水没は一番のNG行動です。
次に、洗浄メンテナンスの後は完全乾燥が鉄則になります。
最後は、洗浄メンテナンス後の組み立ては締込みすぎが故障の原因になりますので、ここも注意しなくてはいけないポイントになります。
この3点さえキッチリと守ってメンテナンスすれば基本的には大きな問題はありません。
しかし、電子タバコの機種によっては特殊な方法でのメンテナンスが必要になる機種もありますので、自身の電子タバコの構造をよく把握しておくと良いでしょう。
電子タバコの洗浄方法の基本的な手順その1 バッテリーとアドマイザー部分の分離作業
まずどんな機種でも最初にバッテリーユニットの分裂作業が必要になります。
ベースと呼ばれるアドマイザー部分の台座とバッテリーを接続している部分以外にもタンクとタンクベースの部分にもネジ切ってある構造になっている機種が多いので、ベースを回転させて外していきましょう。
電子タバコの洗浄方法の基本的な手順その2 アドマイザー自体も分解する
多くの機種のアドマイザーはやはりベースとコイルのユニット、タンク部分、ドリップチップに分解することが出来ます。
コイルユニットは他のパーツと一緒に水洗浄してしまうとサビの原因になりリキッドの味を落としてしまうので、別で無水エタノールで洗浄するか自己責任で洗うことにしましょう。
基本的に水洗いはおススメできる部分ではありません。
電子タバコの洗浄方法の基本的な手順その3 分解したパーツをぬるま湯で綺麗に洗浄する
本体の分解まで進んだら、オケかバケツか洗面器にぬるま湯を張って各パーツをしっかりと手洗いしましょう。
アドマイザー部分などは柔らかい歯ブラシなどを使用すると簡単に汚れが落ちますのでオススメです。
電子タバコの洗浄方法の基本的な手順その4 お湯を使用しての煮沸消毒作業
電子タバコの各パーツを綺麗に洗浄できたら、その後は消毒作業も合わせて行うとなお衛生的です。
電子タバコのリキッドに使用されているグリセリンは雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあるため、定期的な電子タバコの煮沸消毒作業は行っておきたいところです。
一般的に殺菌消毒は65℃以上のお湯に30分以上つけるか、100℃のお湯に15分間つけるかのどちらかになりますが、前者の方がパーツ的に負担が少ないので、65℃以上のお湯に30分間の消毒作業がオススメです。
ちなみにアドマイザー部分のガラス製品は、電子タバコに使用されているパーツになりますので、高温対応のものになっていますので安心して消毒作業を行ってください。
電子タバコの洗浄方法の基本的な手順その5 各パーツの乾燥作業
綺麗に洗って、殺菌作業まで行えたら後は乾燥作業です。
とにかく電子タバコのメンテナンス終わりはしっかりと乾燥させることが非常に大切ですので、アドマイザーベースに入ってしまった指摘やエアフロー内の水もしっかりとティッシュペーパーや綿棒などで吸い取ることが大切です。
ベース部分は特に通電装置も兼ねている部分がありますので、湿気は故障の主な要因になってしまうので注意が必要です。
しっかりと乾燥作業ができたら、リキッドを補充して組み立ててみましょう。
いつもよりもよりリキッドの味が美味しく感じられるはずです。
アドマイザーの洗浄時期の目安について
アドマイザーは長く使用すると、アドマイザー自体に焦げ付きやリキッド由来の汚れが付着してしまいます。
この汚れによって煙が出にくくなったり、味に変化があったりということが感じられたら洗浄時期に来ていると考えてよいでしょう。
コイル部分の交換時期の目安について
次にコイルの交換時期の目安についてですが、リキッドが茶色っぽく変色してしまう、リキッドの味が落ちてきたように感じる、煙の量が著しく減ってきた、と感じることがあればそろそろコイルの交換時期に来ていると考えましょう。
コイル1個の値段はおよそ500円ほどですので、単品購入よりネットでの一括注文の方が割安だったりしますので、購入時にこれからのしようや予備品の必要性を考えて注文してみるといいでしょう。
最後に
ここまで、電子タバコの洗い方は?気になるメンテナンス方法について、ということでまとめてきましたが参考になりましたでしょうか?
大切な電子タバコを長く使うためにも、ここで紹介したメンテナンス方法は非常に有効な作業になります。
一定の期間、メンテナンス作業を怠ってしまうと、アドマイザーの汚れや焦付きで煙の量が減ってしまったり、リキッドの味が悪くなってしまったりといった実害的な支障はもちろん、さらには本体自体の寿命を縮めてしまう恐れもあります。
そういったことの無いように、今回の記事を参考にしてもらって、適切な電子タバコのメンテナンスを心がけるようにしていきましょう。
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