2020年4月より改正健康増進法が完全施行されたことで原則屋内禁煙となり、喫煙できる場所もかなり限定的になった昨今。
免疫力低下の観点から喫煙が問題視され、健康面から禁煙を試みたいという方がより一層増えてきています。そんな禁煙への第一歩としておすすめなのが、紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えること。
ただし、タバコ葉を燃焼しない分、タール摂取量は減少できますが、ニコチンはしっかり摂取したままです。
そこで、禁煙に更に踏み込むため今注目を集めているのが、ノンニコチン(ニコチンゼロ)スティックです。
そのヒットの先駆けとして販売されたのが、「NICOLESS(ニコレス)」。
タバコ葉の代わりに紅茶の葉を使うノンニコチンスティックとして、2019年3月に発売。減煙・禁煙熱望者の支持を受け、今もなおヒット続けている商品となっています。
ニコレスのヒットを受け、続々と他メーカーであるNICOLESS(ニコレス)、AMOOUR(アムール)、ccobato(コバト)も販売開始。
12月には専用デバイス「ローリープロ」で味わう「ローリープロ 専用スティック」も登場し、今ではノンニコチンスティックは更に品揃えが豊富となりました。
ノンニコチン(ニコチンゼロ)スティック全種類まとめ
NICOLESS(ニコレス)
ブームの火付け役となり、販売数累計400万箱を突破した「NICOLESS(ニコレス)」
販売から約1年半経っても人気で、ロングヒット商品となっています。ニコレスはタバコ葉の代わりに紅茶の葉を使ってニコチンゼロを実現したノンニコチンスティックです。
ニコレスは3種類を販売中。
写真:NICOLESS公式サイト
・メンソール
吸いごたえと刺激のある味わいとなっており、ノンニコチンスティックに切り替えるにしても、今まで吸っていた吸いごたえを残したい方におすすめです。
写真:NICOLESS公式サイト
・ミント
清涼感が爽やかに広がる味わいで、まろやかな味が好きな方や女性の方におすすめしたいスティックとなっています。
写真:NICOLESS公式サイト
・レモンメンソール
レモンの爽やかさが広がるフレッシュな味わいと、しっかりとした吸いごたえの絶妙なバランス。後味すっきりでリフレッシュしたいときにぴったりの新フレーバーとなっています。
NICONON(ニコノン)
「NICONON(ニコノン)」はタバコ葉の代わりに無農薬の厳選茶葉を使用したブレードを挿入するタイプの電子たばこデバイス。
ニコノンは2種類を販売しています。
写真:NICONON公式サイト
・メンソール
強めのメンソールで充実の吸いごたえとなっており、すっきりしたお茶の清涼感がイライラを解消させるスティックとなっています。
写真:NICONON公式サイト
・アイスシトラス
メンソールと柑橘の爽やかな香りがお茶に絶妙にマッチしリフレッシュしたい方におすすめしたいスティックとなっています。
AMOOUR(アムール)
加熱式タバコ互換ノンニコチンスティック界に現れた新星で、マルマンH&Bが提供する天然無農薬葉使用のAMOOUR「アムール」。
アムールは4種類を販売。
写真:AMOOUR公式サイト
・レギュラー
ノンニコチンスティックには珍しいレギュラー。香りはうっすらとしてダージリンの系の香りで、蒸気が少ないのが特徴です。
写真:AMOOUR公式サイト
・ミント
さりげない清涼感が漂うスティックで、軽めの清涼感と茶葉のあいまった味わいが楽しめるスティックとなっています。
写真:AMOOUR公式サイト
・メンソール
ミントよりも刺激が強いメンソール。ペパーミント系の清涼感がきっちりと味わえるスティックで、ミントよりもキック感を楽しめます。
写真:AMOOUR公式サイト
・オレンジ
こちらも、他の銘柄にはない種類で、オレンジティーにミントの葉をのせたようなフルーティーな仕上がりとなっています。(※2020年11月現在、販売されていません。)
ccobato(コバト)
ノンニコチンスティックのカプセル入り銘柄として注目の「ccobato(コバト)」。他の銘柄に比べ、フレーバーのバリエーションが豊富で、4種類を販売しています。
写真:ccobato公式サイト
・グリーンカプセルメンソール(メロン)
カプセルを潰す前は、メンソールを味わえるスティックとなっています。ほのかなメンソールでアイコスっぽさを残したスティック。
カプセルを潰した後は、ほのかなメロン味を楽しめ、清涼感が増した吸いごたえとなっており、他の銘柄では味わえないスティックに仕上がっています。
写真:ccobato公式サイト
・ブルーベリー
カプセルを潰す前は、軽めの喫味で、ほのかにブルーベリーを味わえ、カプセルを潰した後は、一気にパープルなベリー味が広がります。茶葉っぽさを感じず、どちらかというとガム寄りの香りを楽しめるスティックとなっています。
写真:ccobato公式サイト
・ピーチ
カプセルを潰す前は、軽い桃風味の控えめなメンソールで、カプセルを潰した後、美味しい桃の缶詰のような甘さを楽しめるスティックとなっています。
写真:ccobato公式サイト
・コーヒー
ミント感がアクセントになりつつも、コーヒーの風味を感じることができます。カプセルを潰した後は、コーヒーメンソールのような仕上がりで、酸味系のコーヒーアロマが広がる上質な味わいが楽しめるスティックとなっています。
Lolly pro(ローリープロ)
最後はPCパーツメーカーであるKEIAN(恵安)が提供するノンニコチンスティック、「Lolly pro(ローリープロ)」。ローリープロは4種類を販売しています。
写真:Lolly pro公式サイト
・レギュラー
箱を開けるとチョコレート風味の香りがし、喫味が軽く、キック感も優しい仕上がりになっています。
写真:Lolly pro公式サイト
・メンソール
スペアミントタイプの甘さを味わえるスティックで、キック感がやや強く、オリエンタルな風味で、アジア感のある他の銘柄では味わえないスティックとなっています。
写真:Lolly pro公式サイト
・ライム
エッジの効いた不思議な仕上がりで、軽いライムの風味が味わえるスティックとなっています。
写真:Lolly pro公式サイト
・ブルーベリー
キック感がややあり、ブルーベリーミント系の風味が味わえるスティックとなっています。
スティックを吸い比べ!各メーカーレビューまとめ!
- NICOLESS(ニコレス)
吸いごたえが抜群で、吸いごたえを重視したい方にはおすすめ。
禁煙代替用品と聞くと、他の銘柄はどうしてもキック感や吸いごたえが物足りないという意見が多く、やはりロングヒット商品だけあって、多数の方に受け入れられるスティックであることは間違いないと思います。ただし、茶葉を蒸したような独特の匂いと味もしっかりとしているため、やや好みがわかれるかもしれません。
- NICONON(ニコノン)
日本人向けに厳選した茶葉をブレンドしたということもあり、ニコレスの匂いや味が低減しています。
アイコス特有のポップコーン臭が抑えられている割りに、アイコス再現度がすごい!という意見も多数あるため、ニコレスがあまり合わない方は、ニコノンがおすすめ。
- AMOOUR(アムール)
軽めのキック感が特徴で、吸いごたえを求める人にとってはやや物足りなさを感じるかもしれません。
ただし、蒸気が少なく、喫味も軽めが好みという方は、アムールがおすすめです。
- ccobato(コバト)
スティックを挿入する時の硬さを非常に感じる点と、ドロー(吸い込む力)が非常に重いのが特徴です。
ただし、 他の銘柄にはない、カプセル入りのスティックであり、メンソールやミントしかないニコレス、ニコノンに比べると、バリエーション豊富なフレーバーを存分に楽しめるため、フレーバーな風味を味わいたい方にはおすすめのスティックです。
- Lolly pro(ローリープロ)
全体的にアジア感を感じる味わいとなっていて、好みがわかれる銘柄だといえます。
クセの強い海外たばこが好きな方は、試す価値はあると思いますが、アイコスの専用スティックからローリープロに切り替える方は、少数派というイメージです。
まとめ
ノンニコチンスティックは禁煙を検討されている方の需要を受け、銘柄並びに品揃えも充実し、浸透し始めています。また、増税の追い風も受け、価格面でも魅力なのは確かです。
ノンニコチンスティックはたばこ税がかからないという点においてもメリットが大きく、例えば、ニコレスの価格は税込で418円。
2020年10月に増税した「マルボロ」は550円や、「ヒーツ」は500円より安価で設定されているため、コスパ面でも非常に有利です。
アイコスの良さを活かした、定番のノンニコチンスティックと言えば、ニコレスやニコノン。
メンソールやミントだけではなく様々なフレーバーも楽しみたい!というニーズを汲み取った銘柄も出てきていますので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
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